生産形態の種類
「生産形態」について説明します。
「生産形態」とは、生産をおこなう「形態」です。
「生産のやり方」です。
「生産形態」は、企業や、作っている製品によって、変わってきます。
「制約条件」によって、いろいろな「生産形態」があります。
一般的には、次のような「生産形態」があります。
■1.受注の生産の時期による分類
お客様からの「納期」や「受注から納期までのリードタイム」、「製造する側の時期」、「生産のリードタイム」などによって次のように分けられています。
- 受注生産
お客様からの「注文」を受けてから「生産」をおこないます。
- 見込み生産
前もって「見込み」で「生産」をおこない、在庫を持ち、お客様からの「注文」を受けてから「出荷」します。
■2.品種の数と生産量による分類
製品の「品種」の数と「生産量」によって次のように分類されています。
- 小種多量生産
「品種」の数は少なくて「生産量」が多い生産形態です。
- 中種中量生産
「品種」の数は中くらいで「生産量」も中くらいの生産形態です。
- 多種少量生産
「品種」の数は多くて「生産量」が少ない生産形態です。
■3.製品の流し方による分類
製品の工程での「流し方」によって次のように分類されます。
- 連続生産
1つの製品を「連続」して生産する「生産形態」です。
- ロット生産
数個から数百個などのまとめて、「かたまり(ロット)」で生産する「生産形態」です。
- 個別生産
「1個」ずつ生産する「生産形態」です。
この中で、製品の流し方によって「工程管理」が変わってくる「連続生産」「ロット生産」「個別生産」について、
別途、説明します。
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11:002004