ビデオ撮影
「「ビデオ撮影」について説明します。
ビデオ撮影とは
最近では、「ビデオ撮影」の機器も安くなっています。
デジカメやスマホでも簡単に動画(ビデオ)を撮影することが出来ます。
また、スローやハイスピード撮影するアプリもあります。
そして、撮影した動画を分析するソフトもあります。
誰でも簡単に使用することができます。
工程の改善にも活用します。
工場の工程などの現場の観察にビデオを活用します。
ビデオ撮影の目的・効果
「ビデオ撮影」は次のような目的や効果があります。
- 現状把握や解析などの改善
- 教育
- 記録
- 擬似体験
- OJT教育
などです。
ビデオ撮影のメリット
「ビデオ撮影」のメリットです。
- 全体を客観的に眺めることができます。
- 特定の作業だけ分析することができます。
- 全体の作業も分析できます。
- 声や音も分析できます。
- 1場面を関係者で観察、討議できます。
- 無人録画であれば、観測者が測定するより作業者に威圧感が少なくなります。
- 静止画像にしたり、繰り返し再生が可能です。
などです。
ビデオ撮影の用途
「ビデオ撮影」は、次の分析に使用されます。
- 工程分析
- 動作分析(作業分析)
- 連合作業分析
- ライン編成分析
- 稼働分析
- 段取り改善
などに利用されます。
ビデオ撮影する際のやり方・手順
「ビデオ撮影」は次のステップでおこないます。
- 分析目的を明確にします。
分析する内容や作業の特徴に応じた取り方を計画します。
- 対象とする製品を選定します。
- 対象となる工程、作業者、機械を選定します。
- 簡単な作業の範囲の配置図などを作成します。
- 作業動作のキーポイントの把握とアングルを決定します。
- ビデオ撮影をおこないます。
- 記録用紙を作成します。
距離、寸法、人やモノの動きを導線図にします。
- まとめます。
「ビデオ」を有効に活用しましょう。
●「IE(インダストリアルエンジニアリング)」の関連ページです。
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