工程管理の「機能」


「工程管理」では、どのようなことを、おこなうのでしょうか?

「工程管理」の「機能」について説明します。

「工程管理」の「機能」については、「生産計画」と「生産統制」の2つに分けて説明しているものや、「工程計画」「生産計画」「生産統制」の3つに分けているものがあります。

このホームページでは、
「工程管理」は次の2つに分けて説明します。
  1. 工程計画
  2. 工程統制
です。

それぞれについて説明します。

■1.工程計画

まず、製品を作る為には、どのように製造するのか作り方を決める必要があります。
そして、いつ生産するかを決めます。

「工程計画」は、大きく次の4つの機能に分けられています。

  1. 手順計画
    まず、「手順計画」で「製品」の作り方を決めます。
    「手順計画」で、作業や加工の順序、方法、作業時間、使用機械・設備、場所などを明確にします。

  2. 工数計画(生産能力計画)
    次に、製品を作る為に必要な「人員」の「負荷(仕事量)」や「機械」の「生産能力」の情報を作成します。
    「工数計画」と呼んでいます。
    また、現在の「人員」や「設備」などの「生産能力」を計算するための基本の情報にもなります。

    製品ごとの、「標準工数」をもとに、工程別、機械別に「必要工数」(負荷/仕事量)を求めます。
    そして、必要な「機械台数」「必要人員」を計算します。
    保有している「機械」「人員」と比較して調整をおこないます。

  3. 負荷計画
    「負荷計画」は、「日程計画(生産計画)」の日付別の数量などを使って、「工数計画」の情報を基に、「日程計画(生産計画)」に必要な「必要工数」(負荷/仕事量)を計算します。
    現在の「人員」や「機械・設備」の「生産能力」と比較します。

    「生産能力」が不足している場合は、適切な対策を立てます。
    対策後、まだ「生産能力」が不足する場合は「日程計画(生産計画)」を変更します。

    「負荷計画」を「工数計画」に含めている場合もあります。

  4. 日程計画(生産計画)
    「日程計画」は、製品を生産する計画です。
    「生産計画」とも呼んでいます。
    「大日程計画」、「中日程計画」、「小日程計画」など、大まかな計画から詳細な計画まであります。
    また、「材料計画」、「外注計画」など目的によって、いろいろな種類の計画があります。


■2.工程統制

「工程統制」は、「工程計画」通りに実際の生産が、おこなわれるように「統制」します。

「工程統制」は、次のように分類されています。

  1. 作業手配(差立)
    「日程計画」にもとづいて、「作業指示」「標準書」「必要な資材」(原材料や部品)の準備をおこないます。

  2. 進捗管理
    「進捗管理」は、生産の進捗を管理します。
    「日程計画」と「実績」との差異をチェックして、納期遅れに対して、対策をおこないます。

  3. 余力管理
    「余力管理」は、「負荷」(仕事量)と「保有能力」(生産能力)との差を把握し、「負荷」(仕事量)の平準化を図ります。

  4. 現品管理
    「現品管理」は、生産した「製品・仕掛品」の「所在(工程)」「数量」を管理します。
    リアルタイムに管理します。

  5. 実績資料管理
    「実績資料管理」は、生産実績の情報を収集し、「量」、「品質」、「効率」、「生産性」などを分析します。
    今後の「工程管理」に生かします。



それぞれについては別途、説明します。



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