作業の分類


「作業の分類」について説明します。

「IE」では、「作業者の分析」をおこないます。
「動作」を分析したり、かかっている時間を測定します。

その時に、作業者の作業がどのように構成されているのか知っておく必要があります。

「標準時間」や「時間分析」のページでも説明しています。
同じような分類になります。

「作業」に注目しています。
「作業」は次のように分類されています。
「項目」と、その「説明」です。


分類 説明と例




主作業 直接に作業の進行に役立っている仕事です。
加工などです。
付随作業 主作業をおこなうために、前後や途中にどうしても必要な作業です。
材料の取り付け、取り外し、寸法測定など



準備作業 本来の作業目的を達成するための準備、後始末作業です。
運搬作業 本来の作業目的を達成するための原材料、部品、工具などの運搬作業です。




作業余裕 作業遂行上、仕方なしに発生するものです。
工具の取り替え、注油、掃除、機械調整などです。
通常、3〜5%くらい発生しています。
職場余裕 その工場や工程の管理のやり方で起きる遅れです。
材料・工具待ち、クレーン待ち、連絡、整頓などです。
通常、3〜5%くらい発生しています。



用達余裕
(ようたしよゆう)
生理的要求で発生する時間です。
汗ぬぐい、水飲み、用便などです。
通常、3〜5%くらい発生しています。
疲れ余裕 作業者が疲労を回復するために休止したり、疲労により仕事が
おそくなるために余計にかかる時間です。
喫煙、雑談、休憩などです。
通常、重作業では30%、中作業20%、軽作業10%くらい発生しています。
非作業 作業者の個人的理由や怠けるために発生する遅れです。
遅刻、早退、離席、不在、通院、雑談など



「時間分析」で、「標準時間」などを決めてゆきますが、上の余裕の割合で「標準時間」が、かなり変わってきます。
作業の構成を理解することは、とても重要です。


最近では自動機械を取り扱う場合が多いですが、作業の構成は変わりません。



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